Sublime text 3のインストール(ubuntu14.04, Windows8.1)

vimにそろそろ限界を感じてきたので、Sublime text3に変更を試みた。
vimに特に大きな不満があるわけでないし、サーバでの作業も簡単にできる点で非常にありがたいけど、
だからといってvimの変態的なカスタマイズを突き詰めるよりは、もっとモダンなエディタで自動プラグインによる管理のほうが効率的だろうと判断した。


インストールしたsublimeに対して行った設定を列挙する。

  • Package Controlのインストール

view-show consoleを選択
Installation - Package Control
の中のpythonコマンドを全てコンソールに打ち込む。何度か再起動を求められるので、そのたびに同様の操作を繰り替えすといつの間にか入っている。
これでCtr+shift+pでパッケージのインストールが簡単にできるようになる。

  • テーマ

package installで早速theme flatlandを選択。

Preferences settings-Userを
{
"default_encording": "UTF-8",
"draw_white_space": "all",
"fallback_encording": "UTF-8",
"font_face": "Consolas",
"font_size": 12,
"highlight line": true,
"ignored_packages":
[
],
"line_padding_top": 3,
"show_encording": true,
"tab size": 4,
"theme": "Flatland Dark.sublime-theme",
"color_scheme": "Packages/Theme - Flatland/Flatland Monokai.tmTheme",
"translate_tabs_to_spaces": true,
"trim_trailing_white_space_on_save": true,
"vintage_ctrl_keys": true,
"vintage_start_in_command_mode": true,
"vintage_use_clipboard": true,
"word wrap": true
}
とする。
追記(20160121):
こっちのほうが最新版で格好いいので変更した。
m.designbits.jp


ついでにPreferencesのKey Bindings-Userを
[
// タブの切り替え
{ "keys": ["g", "t"], "command": "next_view",
"context":
[{ "key": "setting.is_widget", "operand": false },
{ "key": "setting.command_mode" }
]
},
{ "keys": ["g", "T"], "command": "prev_view",
"context":
[
{ "key": "setting.is_widget", "operand": false },
{ "key": "setting.command_mode" }
]
},
// インサートモードから抜ける
{ "keys": ["ctrl+j"], "command": "exit_insert_mode",
"context":
[
{ "key": "setting.command_mode", "operand": false },
{ "key": "setting.is_widget", "operand": false }
]
},
{ "keys": ["j","j"], "command": "exit_insert_mode",
"context":
[
{ "key": "setting.command_mode", "operand": false },
{ "key": "setting.is_widget", "operand": false }
]
},
// ビジュアルモードから抜ける
{ "keys": ["ctrl+j"], "command": "exit_visual_mode",
"context":
[
{ "key": "setting.command_mode"},
{ "key": "num_selections", "operand": 1},
{ "key": "selection_empty", "operator": "equal", "operand": false, "match_all": false }
]
},
{ "keys": ["ctrl+shift+c"], "command": "clang_format" },
]
とする。

  • 日本語を使用するため、下記に沿う作業を行う(Ubuntuのみ)。

Linux での日本語入力設定 [Sublime Text 3 の参考書(実践編)Wiki]


All Autocomplete
BracketHighter
C++ Snippets

Clang Format
Clang Formatの実行ファイルへパスを通す必要がある。
github.com

ConvertToUTF8
IMESupport
MinimalFortran
SideBarEnhancements
Smart Delete

この動作の前にCppcheckをインストールしておくこと。
SublimeLinter
SublimeLinter-cppcheck
windowsの場合はそれぞれ下記を参考に。
How to do it — C++ Starting Kit Project - Guide 0.0.1 documentation

SyncedSlideBar
Terminal
TrailingSpaces
preferences-package settings-trailing spaces-settings-Userを選択し、下記を記入
{
"trailing_spaces_regexp": " |[ \t]+",
"trailing_spaces_highlight_color": "comment"
}

参考
Sublime Text 3でインストールしているプラグイン - プログラミングとかLinuxとかの備忘録
【Sublime Text】愛好家必読!Vim化しよう - 悲しいけど、オレ素人プログラマなのよね

ubuntuWindowsの同期を試みたが失敗した。まあ仕方ないか。

ubuntu14.04へのFFV-Cのインストール

ボクセルベースの流体解析は理研がもう十年くらい頑張って開発しており、その最新版がこれらしい。
FFV-C package by avr-aics-riken
なかなか便利そうだし、まだメンテナンスもされていそうなので、期待して使用を試みた。

前準備として、
sudo apt-get install autoconf

で、上のサイトからtarファイルを落として解凍する。
推奨としてはinstall_intel.shをそのまま実行すればよいらしいが、そうするとエラーが発生。
パスがおかしいみたいなので、中をみて、
FFV_HOME = ~/FFV
となっていたところを、自分のhome直下に書き換えて再実行。これでうまくいった。



...vsphereは何だったのかと言いたくなるくらい簡単。

openFOAMの解析結果処理:閾値で指定した領域体積の時系列データ取得

タイトルの操作はopenFOAMに実装されているfunctionでは無理そうで、paraviewによる代替案を記録しておく。

・paraFOAMを起動

・thretholdで適当な物理量による閾値処理

・filtersからintegrateVariablesを選択

あとはfileからsave dataを選択して、全時間の出力を選択すれば終わり。

ただしこの場合、csvファイルが各時間ステップで作成される。
catか何かで結合すると時系列が乱れるので、結局そのへんは手作業もしくはスクリプトを書いて編集するしかない様子。
ああ面倒くさい。

dokuwikiをローカル環境で使用:特定のグループ内でのみ共有

様々な文書を全てwordで管理することに限界を感じ、
文書を一元管理できるwikiの構築を数か月前から検討していていた。
wordの数式はmath typeを導入したことによりlatex形式に変換できるため、
latexが使用できるwikiならば何の問題もないと考えた。

で、そのための要請として、
・サーバの構築は手間なのでそれは避けたい。金もかけたくない。
・特定のチーム内では共有できるようにしておきたい。
という題目そのままの2つが自分にあり、中々その二つを満たすものが見つからず困っていた。


で、最近の公私共々の忙しさに終わりが見えたこともあり、本気で検討した結果...


dokuwiki on a stick in Dropboxにより、wikiの基本的な部分が10分で構築終了。
dropboxでローカル環境のwikiが起動でき、dropboxのフォルダごと共有してしまえばチーム内での共有も可能。
(セキュリティの問題はさておき)

DokuWiki on a Stick in DropBox [splitbrain.org]


まじかよ。
近日中に設定をまとめつつ、本格的な運用を試みる。

Vmware Workstation 12 playerへのupgrade

自分が如何に情弱かということだが...
ずいぶん前からvmware playerの更新はストップし、vmware workstationに一本化されたらしい。

vmware workstationの無償版の形でplayerが存在するので、そちらにupgradeした。
まあ、使い心地は大して変わらない。


もっと恥ずかしいことを言うと、vmware-toolsもvmwareが提供するものでなく、
OSが提供するものが推奨版になったらしい。

これまで通りにvmware-toolsをインストールしようとすると、
そんな感じの警告文が出てきた。

ubuntuならば
sudo apt-get install open-vm-tools
でいいらしい。
やってみたら設定ファイルの扱いをどうするか聞かれた。
これまで通り使えないと困るし、全ての変更を拒否したら

処理中にエラーが発生しました

といってインストールが終了。

・・・面倒なので放置しておく。
ホストとファイル共有が出来ていればとりあえずは困らないし…

追記:
そう思っていたら困ったことになって数時間くらい無駄にした。
bigvalley.hatenablog.com

R studioを用いた箱ひげ線図の描画

ばらつきのあるデータの可視化技法として、箱ひげ線図は非常に魅力的なんだけども、
Excelでぱっと書けるかと言われるとそうでもない。
お手軽なのはR stduioであろう。忘備録としてコマンドとreferenceをまとめておく。

別にexcel等でまとめられたデータ群があるとして、それをコピペする。

//データの確保
x1=scan()
//データのコピペ
ctr+v

これをx1,x2,...に対して行う。面倒だったら全部選択してコピーして
X=read.delim("clipboard")
でもよい。

//箱ひげ線図の書き方
//boxplot(x1,x2,...)

デフォルトで表示されるのは四分位点でまとめたものらしい。wikipediaに書いてあるやつそのまま。
考案者はFFTの開発者らしい。意外。

これで正直十分だけど、まあ、y軸をいじりたければ

boxplot(x1,x2,...,ylim=c(min,max))

として明示すれば一発。

大概の用途だとこれでよいが、実際のデータを同時に記入したほうが
実際のばらつきが一目でわかるので直観的にわかりやすい。

これはRの標準装備だと難しいので、パッケージのインストールを行う。
R studio右下の枠にpackagesのコーナーがあるので、こちらを選択して、installをクリック。
インストールしたいライブラリ名としてbeeswarmと記入し、インストールする。
インストール後、consoleで

library(beeswarm)

とすればbeeswarm関数が使えるようになる。

beeswarm(list(x1,x2,...),add=TRUE)

と入力すると、箱ひげ線図に実際のデータの散布図がいい感じに書き込まれる。わかりやすい。


reference
ボックスプロット | Rのboxplot関数の使い方
ビースウォーム | ビースウォームはデータを実際の点として表現
色々と考えてみる: 文系のための「数の可視化」(7)

Para-view(or Visit)によるpolylineデータ可視化のためのXDMFファイル(.xmf)の作成(HDF5)

polylineデータ可視化のためのXDMFファイルを作成した。
以前紹介したサンプルデータよりもシンプルに書ける。vtkフォーマットと作成の労力は全く変わらないと思う。

下記では2点で構成されているline要素を4つ表示する。

<?xml version="1.0" ?>
<!DOCTYPE Xdmf SYSTEM "Xdmf.dtd" []>
<Xdmf Version="2.0">
<Domain>
	<Grid Name="Lines" Type="Uniform">

 	<Topology TopologyType="Polyline" NumberOfElements="4">
        		<DataItem Format="HDF" Dimensions="4 2">
         		test.h5:/element
	       		</DataItem>
  	</Topology>
    	<Geometry Type="XYZ">
        		<DataItem Format="HDF" Dimensions="5 3">
         		test.h5:/vertex
	       		</DataItem>
    	</Geometry>
	</Grid>
 </Domain>
</Xdmf>

xdmfファイルでは座標などのデータをxml上にべた書きするのではなく、hdf5ファイルなどの外部ファイルの設定が可能である。データの保存用にhdf5ファイルを使用し、可視化にあたりxdmfファイルを作成すれば、ほとんど手間をかけずに結果を確認することができる。もちろん以前のエントリであるようにattributeを設定すれば、スカラー、ベクトル、マトリクスの値を節点もしくは要素のそれぞれに無制限に設定することができる。

test.h5ファイル内のelementでは、各要素で使用している節点番号を下記のように記入している。
0 1
1 2
2 3
3 4

また、vertexでは、節点番号の順に節点の座標を記入している。