出身研究室の同期が書いた論文の査読依頼がきた

論文の査読依頼が来た場合、よっぽど専門と外れた内容の論文以外は引き受けるようにしています。存じ上げなかったオープンアクセス誌であるCFD lettersから査読依頼が来て、タイトルだけ見て、まあいいかと思って軽い気持ちで引き受けました。

学生時代に同じ研究室にいた留学生がcorresponding authorでした。
彼も頑張ってるんだなあとほほえましい気持ちになりました。

査読は断りました。近すぎるし。


論文誌のウェブサイト上ですでに承諾してしまったため、editorに下記のメールを直接送ってみました。
Dear Prof. **,

Thank you for giving me an opportunity to contribute to the journal "**". Although I accepted to review this manuscript, I am afraid that I may not be an appropriate reviewer. The corresponding author and I belonged to the same lab. when we were PhD students, and then have a personal relationship. Please would you reconsider more appropriate reviewers for the corresponding author? Thank you.

Sincerely,

30分以内に返信が来て、他の査読者に回してくれることになりました。面倒な奴だなと思われたかもしれませんが、結果としては誠実に対応頂いたように思います。
真夏の珍事でした。